すとう舞

風の中


あたし何がやりたいの
分からなくて飛び出す暗い部屋
散歩道の風はいつも 
胸のイライラ消してくれる
 
深く息を吸い込んだら きっと何か見えてくるはずさ
答えなんかすぐには出ない だから今はこのままで良い 風の中
 
あの子はほら掴んでいる 
だけどあたしはなかなか進めない
いつまでも迷ったまま 
そんな時には思い切り
 
深く息を吸い込んだら きっと何か見えてくるはずさ
答えなんかすぐには出ない だから今はこのままで良い
 
深く息を吸い込んだら きっと何か見えてくるはずさ
答えなんかすぐには出ない だから今はこのまま
 
深く息を吸い込んだら きっと何か見えてくるはずさ
答えなんかすぐには出ない だから今はこのままで良い 風の中

歩道橋


帰り道 歩道橋から 溜め息ばかり落としている
最近は うまくいかないことばかりで 笑えないよ
同世代のはしゃぐ子達 抱かれながら歩く幸せそうな2人
 
今ここに君がいるのは 自分が自分で決めたこと
それだけが前に進む道だから
空を見上げたら 小さな星が笑ってた
 
 
寝ても覚めても 夢中だったギター なぜだか今は見るのも嫌
歌うことしかできないのに 伝えたいこと 分からないよ
何をやっても中途半端で こんなあたしが望んでいるのは何?
 
この声をからしながら 雑踏の中で叫んでいる
冷めた目も 優しい拍手も パワーにして
闇を裂くように あたしは今ここにいるよ
 
 
何もかも思い通りにいくわけないけど
逃げてばかりじゃ何も変わらない
夢は今も生きている
 
 
今ここに君がいるのは 自分が自分で決めたこと
それだけが前に進む道だから
空を見上げたら 小さな星が笑ってた

愛してる


ねえ よく二人で狭いキッチン並んで お喋りして夕食作ったね
「イチゴ狩りにでも行こうか」って約束したこと今も覚えているよ
 
それなのにあなたはどうして 気持ちが冷めてしまったの
あたしの一体何がそんなに気に入らないの
 
行かないで 離さないで
あなたの変わりはいないの
その声も背中も体温も 全部愛してる
 
お互いが背負ってきたもの 重さは違うけれども
癒えない傷を分かり合えなかったら一つになれない
 
行かないで 離さないで
あなたの変わりはいないの
信じようとしていた未来がぼやけてしまうよ
 
髪を撫でてくれるのも抱きしめてくれるのも
二人でいる時間もあなたじゃなきゃ意味がない
 
行かないで 離さないで
あなたの変わりはいないの
その声も背中も体温も 全部愛してる

命を燃やせ


叶えたい夢を追って歩いてきたけど 
苦しくて逃げ出したこともあった
だけど気が付けばまた泣きながら 頑張れと独り言を吐いてた
俯いた足元には凛と咲いている花が笑っていた
そんなふうに今誰よりも自分が本気で素直に生きてると
胸張って言えるように
 
命を燃やせ
裸の自分になって
いつまでカッコつけて中途半端でいるつもり?
命を燃やせ
誰かに笑われても後悔なんてしないよ
自分らしく今を生きてく
 
生きてきて隠したくなる嘘の過去もある
出会ったり別れたり 繰り返しながら今日も歩いてる
ネオンの渦や人ごみに夢を消されないように
 
命を燃やせ
裸の自分になって
いつまでカッコつけて中途半端でいるつもり?
命を燃やせ
誰かに笑われても後悔なんてしないよ
自分らしく今を生きてる

眠れない夜-2015-


眠れないこんな夜は いらない焦りが生まれる
降りやまない雨は嘲笑うかのように 時間を奪ってく
 
明日の道シナリオは作ってあるよ
溢れ出るアイディアは止まらないよ
眠りから覚めた場所はもっと広大でありますようにと
毎晩そう願ってやまないよ
 
眠れないこんな夜は いらない焦りが生まれる
降りやまない雨は嘲笑うかのように 時間を奪ってく
 
泣いて笑いただ前を向いてるだけじゃ
過ちに気づけずに同じ迷路を行く
積み重ねてきたものは一つも無駄じゃないと
いつかは言えるかな
 
止まらない時計の針が招く明日 闇は孤独を連れてくるから
枕に顔を埋めるしかないんだ
 
何度踏まれても立ち上がるたんぽぽのように
強く強く咲いて 一歩踏み出す勇気に変えて
 
眠れないこんな夜は いらない焦りが生まれる
降りやまない雨は嘲笑うかのように 時間を奪ってく
眠れないこんな夜は・・・
眠れないこんな夜は・・・

過ぎてく今をつかまえて


雲が流れてく窓の向こう どこへ行くんだろう
それは気まぐれな風だけが知ってる
「このまま消えてしまいたい」
そんな朝は やけに毛布があったかくて 生きてる体温感じるの
 
希望なんて口で言うほど簡単には見つからないけど
たとえば今日誰かとご飯を食べようとか ささやかなことで良い
 
うまくいかないことばかりの日々に明日が見えなくなったら
そんな不確かな未来なんかじゃなくて 過ぎてく今をつかまえて
 
何か一つのこと貫くのが美しいと思っていた
でもあの雲のように
 
流れ流れ身を委ねて 行く先の未来想像する
それはとても無限大な可能性に出会うチャンス
 
幸せになりたいと願うほど欲張りになってく
何を望んだとしても 全ては今を生きてこそ
 
うまくいかないことばかりの日々に明日が見えなくなったら
そんな不確かな未来なんかじゃなくて 今を
 
うまくいかないことばかりでも明日は必ず来るから
今を 今を 今を 過ぎてく今をつかまえて

セーフティー


ほんとは君のことばかり 想う夜続いていて
気が付けば午前2時 静寂が包む 鼓動加速してく
 
AH 傷が癒えた頃 もう一度信じてみたくて
AH でもね また疼き出すから 痛みでシフトダウン
 
走り出せ 今がその時 予測の出来ない事態 怖いけど
備えるだけじゃ進まない ほら ぐっと踏み込んで
 
流れた月日を数えて 諦めたように鼻で笑う
色褪せて朽ちてく 現実(リアル)受け入れて
またブレーキかけてしまう
 
AH 慎重さゆえに 働き出すアクティブセーフティー
AH でもね ハンドル握ったまま 狙うタイミング
 
突き進め もっと素直に どの道危険は常に 潜んでる
伺うだけじゃ 君は遠くなる
 
走り出せ 今がその時 予測の出来ない事態 怖いけど
備えるだけじゃ進まない
ほら ぐっと踏み込んで
もっと踏み込んで
君に恋した

闘うヒト


いつだってほら後ろから そっと忍び寄る魔の手は
知らぬ間に闇へ引き摺り込んで
そう気づいてからじゃ 時はすでに遅くて
あぁもがくほど深みにはまるの
 
今自分に何ができるかを きっと試されている
ねぇこんな時こそ負けたくない
 
毎日が失敗の連続 このままじゃ抜け出せないって
絶望が襲ってくる夜は 眠らない街へと
毎日が闘いの連続 痛みはきっといつか
揺るがない強さを与えてくれる
 
今日もまた想像もできない 残酷な事件が誰かの身に
起きてしまうだろうか
 
今自分は何もできないと 見ないふりだけでは
大切なものも守れない
 
毎日が悲しみの連続 このままじゃ明日はないって
絶望にのまれそうな夜は 愛しい人と越え
 
毎日が闘いの連続 痛みはきっといつか
揺るがない強さを与えてくれる
毎日が闘いの連続 キラキラと朝日が昇り始めたら笑えますように